表桜(おもざくら) 愛媛県川之江市切山 国指定重要文化財「真鍋家」の山桜 |
藁葺き屋根が真鍋家 ↓右上の桜が表桜 |
命名の由来 重分真鍋家は古来より表(おも)という名で知られています。真鍋家の裏に出たらこの地は 要害(ようがい)と呼ばれ、ここに繁茂してる自然林は四.五百年もの長きにわたって、付近 の集落を風水害から守ってきた。要害のなかでもひときわ目立つこの大きな山桜は風雪に 耐え雄雄しい姿を私どもの前に現れています。春には花で覆われとても美しい姿になります まさに表の意味そのものです。この山桜は時お同じくして建てられた真鍋家住宅と歩調をあ わせながら年輪を重ね今日に至っており平成2年3月15日に川之江市より保存樹木の指定 を受けました。これを讃えて表桜(おもざくら)と命名しました ふる里の 裏山に座す 表桜 今年の花を 人寄りて観る 潤 |
遠くから眺める表桜は細くスマート〜樹齢は真鍋家と同じらしいので200年ぐらいでしょうか 高さ22m。幹周り3.5m。美しいその姿を近くで見上げると苔むした幹は、ずっしりしていて 年輪を感じる。真鍋家は十七世紀末に建てられたもので、県内では最も古い民家。 |
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